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補聴器、補聴装置について|沖縄県難聴福祉を考える会

治療などにより改善出来ず、生活する上で支障を来たすほどに聴こえが障害された時に、これを補完するものが“補聴器”で、難聴が高度で補聴器を装着しても言葉の理解力が得られない時に“人工内耳”があります。
 耳硬化症、鼓室硬化症などの場合には“骨導補聴器”が良いこともあります。また一側聾などの場合には、悪い方の耳に入って来た音を良い耳に誘導して聴く“クロス補聴器”もあります。
 またアブミ骨に振動体を接着させ補聴装置を耳内に手術的に埋め込む“人工中耳”は骨導聴力が50dB以内の伝音障害のある患者に有用です。
聴神経腫瘍などの術後で聴神経が切断など機能しなくなった時には、脳幹部の蝸牛核に電極を埋め込む“聴性脳幹インプラント”もあります。

1.補聴器適合(フィッティング)について

 補聴器はどの高さの音を、どのようにカバーしているのか、補聴器周波数特定測定装置にて測定出きます(「補聴器周波数特性測定検査」の図を参照)。従って、聴力検査を補聴器と同一単位のSPL(Sound PressureLevel−音圧レベル)で測定しておくと、図の如くそれぞれの人の聴こえを補聴器がどうカバーしているのか目で確かめることが出来ます。(通常、病院などで使われている聴力検査の聴力像の単位、HL(Hearing Level)は、聴力正常の人の聴こえ初めをどの高さの音も0dBとしてある人間の単位なので、骨導聴力を併せ、難聴の程度、種類―感音性難聴、伝音性難聴、混合性難聴―の診断に使用出来ますが、補聴器を適合させる時には単位が異なるので使用出来ません。このHLより、SPLに換算する方法もありますが、ポゴ法、ナル法、ハーフゲイン法、バーガー法など、それぞれの学者の主張により方法が種々あり、混乱の元となっています。)
 補聴器適合(フィッティング)時には、前述のように同一図面上でその人の聴こえ方を補聴器がどうカバーしているかを使用者に目でも納得してもらい、メーカーにより音質が異なるので、聴き較べをした上で貸し出しを行います。その人の家庭や職場など生活の場で、確かめてもらい(一人ひとり音環境が異なる)、必要により微調整を行い、使用者が納得し購入したいと云う時に売買となる(私共は補聴器販売業者ではないので、それぞれの補聴器のメーカーの代理店に補聴器を届けてもらい、購入時に補聴器の調整を行います)。